券売機で売上管理できる?売上管理方法や目的を解説 店舗DX

券売機で売上管理できる?売上管理方法や目的を解説

2023/07/22

券売機を利用している場合、ただの会計機器になってしまっている店舗も多いのではないでしょうか。しかし、売上管理に券売機を利用できれば、お客様に合わせた適切な商品開発やマーケティング施策につながります。

そこで、券売機における売上管理や売上管理の活用方法、より高いパフォーマンスが可能なタッチパネル券売機について解説します。

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目次
1 券売機の売上管理とは 2 売上管理の目的とは 2.1 消費者のニーズをもとにした商品・メニュー開発ができる 2.2 適切な販促が可能になる 2.3 正確な粗利が把握できる 3 券売機活用による売上管理で必要な数字とは 3.1 売上 3.2 前月・前年比の売上 3.3 売上目標との差 3.4 コスト(原価・経費) 4 より高いコスパを求めるなら「タッチパネル券売機」がおすすめ 5 まとめ

券売機の売上管理とは

券売機は、日々の売上データを券売機内にデータで格納できます。そのため、パソコンにデータを反映することで、売上管理が可能になります。

また、POSシステムと連動することで、売上時点のリアルタイムなデータをより詳細に把握できます。

POSシステムとは、商品・サービスを販売した時点の売上情報や顧客情報、商品情報などを自動収集し、分析できるシステムのことです。複数店舗を経営している場合には一元管理も可能になるため、多くの企業が導入しています。

POSシステムの詳細は以下の記事をご覧ください。

関連記事:「POSシステムとは」基本的な仕組みをどこよりもわかりやすく解説します!

売上管理の目的とは

それでは、なぜそもそも売上管理する必要があるのでしょうか。ここでは、売上管理する目的をご紹介します。

消費者のニーズをもとにした商品・メニュー開発ができる

売上管理を行い、正確な数値を知ることで消費者のニーズを把握できます。

たとえば、ラーメン屋さんを経営しているときに、肌感覚で「看板メニューの醬油ラーメンが売れている」と感じるのと、「醤油ラーメンが1日80杯売れている」と知るのでは大きな差があります。

また、「意外と塩ラーメンも1日60杯、特に夏になると売れている」といった思いがけない事実を把握できるかもしれません。

このように消費者のニーズが多様化している現在では、肌感覚よりも正確なデータから消費者のニーズを知ることが大切です。

そして、分析した消費者のニーズを活かした商品・メニュー開発をすることで、売上に貢献できるのです。

先ほどの例でいえば、看板メニューの醤油ラーメンに負けない、新しい塩ラーメンを開発することで、醬油ラーメンと塩ラーメンの二枚看板を作り出せるかもしれません。

適切な販促が可能になる

売上分析することで、適切な販促が可能になります。

たとえば、「塩ラーメンが夏になると売れている」場合であれば、夏が来る前に塩ラーメンのPOPやお得なセットメニューの作成、クーポンの配布といった販促の計画を立てて準備できます。

特にイベントや季節に関係する商品の場合には、売上が伸びる時期を把握しておくことが大切です。また、販促の結果も分析することで次回の販促に活用でき、より効果の高い施策を実施できるようになります。

正確な粗利が把握できる

売上管理を行うことで、商品ごとの粗利を把握できます。正確な粗利を把握しておくことで、仕入れ原価に変動があった際にどの程度の影響があるのかを事前にある程度分析できます。

たとえば、塩ラーメンの売上数が変わっていないのにもかかわらず、粗利が減っていることもあるでしょう。そうした場合に粗利の高い新商品の開発が必要になるかもしれません。

売上管理をしておくことで、こうした「売上数は変わっていないのに実は利益が減っていた」という事態の対策を練ることができるのです。

券売機活用による売上管理で必要な数字とは

券売機を活用した場合、売上管理を行う際にどのような数字を確認・分析することが必要なのでしょうか。ここでは売上管理に欠かせない数字をご紹介します。

売上

商品・サービスの購入された価格の総額を売上高と呼びます。売上高を知ることは店舗経営にとって欠かせません。その際、ただ売上の金額だけでなく、売れた商品情報や日時、顧客情報についても収集・蓄積することで、店舗戦略の策定に役立ちます。

ただし、売上は利益とは異なる点に注意が必要です。このあとの項目に出てくるコストとあわせて店舗にとっての利益が出る数字かどうかをしっかりと見極めましょう。

前月・前年比の売上

当月の売上を把握したときに、比較できる数値があると当月の売上分析につながります。その際に、前月・前年比の売上と比較することで、売上向上のために実施した施策の効果を確認できます。

売上目標との差

売上高を把握したら、売上目標との差を分析しましょう。「売上目標を110%達成」していた場合には、実施した施策が適切であったことがわかります。割合を明確な数値で表すことで、従業員にも周知しやすくなります。

売上目標を達成していることも大切ですが、売上目標と売上高の差が大きかった場合には「なぜ差が発生したのか」を明らかにすることが重要です。

差の理由が不明なままだと、「実施した方が良いこと」と「実施すべきでないこと」がわからずに、「実施すべきでないこと」を行ってしまう可能性があるためです。

コスト(原価・経費)

原価とは、商品そのものや商品を作るための材料にかかった金額のことです。一方、経費とは、人件費や通信費などの事業活動に必要な金額のことです。これらを売上とともに記録しておくと、粗利が見えてきます。

ただし、業種によっては原価が明確でない場合もあるため、売上管理を行う際には社内ルールを定めておくことが必要です。

また、先ほどご紹介したように、売上が高くてもコストが高い場合には思ったような利益には結びつきません。コスト、売上のバランスを改善していくことで、利益につながるでしょう。

より高いコスパを求めるなら「タッチパネル券売機」がおすすめ

通常の券売機でも売上管理はできますが、より高い利便性を求めるならタッチパネル券売機がおすすめです。というのも、券売機での購入はお客様が「早く購入しなければ」というストレスになる場合があるためです。特に混んでいるときには並んでいるお客様のストレスにもなりかねません。

そのため、できる限り操作性の高いタッチパネル券売機を導入することがおすすめです。

タッチパネル券売機とは、セルフレジと同じように、タッチパネルでシンプルかつわかりやすい操作性を実現している券売機です。

画面上に手順が表示されているため、はじめてのお客様でも操作しやすく、お客様の急がなければいけないというストレスの軽減につながります。また、商品の写真を画面上に大きく載せられるため商品のイメージもわかりやすくなっているため、商品数が多い店舗にもおすすめです。

さまざまな業種問わず多くの店舗に券売機を提供している株式会社ユニエイムでは、スマートな見た目で使いやすさにこだわった高品質なタッチパネル券売機をご用意しています。

価格も一台あたり月額9,400円~と業界最低水準の価格で利用可能です。券売機を検討されている企業の方は、ホームページをご覧ください。

関連記事:CASHIER「タッチパネル券売機」

まとめ

券売機の利点として、レジ業務にかかるスタッフ配置がいらないことが挙げられます。

しかし、より店舗経営に活かすためには売上管理を実施して、正確な売上や粗利を把握することが必要です。そのため、積極的に管理に券売機を利用していきましょう。

 

タッチパネル券売機を利用することで、より高ハイパフォーマンスが可能となるため、券売機を導入する際には一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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