【小売店・飲食店別】セルフレジの使い方まとめ!はじめての方向けに解説 POSの基礎知識

【小売店・飲食店別】セルフレジの使い方まとめ!はじめての方向けに解説

2024/05/30

さまざまな小売店や飲食店で普及が進んでいるセルフレジ。一般的なレジ形態の一つとして定着しつつある一方で、あまりセルフレジを利用したことがない方もいるでしょう。

一般的にセルフレジは画面に表示される手順に従えば簡単に操作できますが「セルフレジの使い方がわからず、手間取ってしまわないか不安」「どのような流れで支払いを行うのかわからない」という方も多いでしょう。

そこで、この記事ではセルフレジを使用する方、セルフレジ導入を検討している方にむけて「セルフレジの種類別の使い方」をわかりやすく解説します。

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目次
1 セルフレジとは 1.1 セルフレジの種類 2 セルフレジの仕組み 2.1 セルフレジの基本的な周辺機器 2.2 セルフレジの基本機能 3 【コンビニ・スーパー】セルフレジの使い方 4 【飲食店】セルフレジの使い方 5 セルフレジの使い方に関するQ&A 5.1 Q:セルフレジを利用できない商品やサービスはありますか? 5.2 Q:操作ミスをしてしまったときの対処法はありますか? 5.3 Q:有料のレジ袋を購入したいときは、どうすれば良いですか? 5.4 Q:ポイントを支払いに利用したいときは、どうすれば良いですか? 6 直感的な操作感を実現したセルフレジの導入を

セルフレジとは

セルフレジとは、製品・サービスの購入時に、顧客自身が会計・決済を行うレジのことです。

通常のレジでは、一台につき一人のレジスタッフを配備する必要があるため、会計・決済業務だけで多くの人件費がかかっていました。しかし、のちほど解説するフルセルフレジを導入すれば、レジスタッフの人数を大幅に削減できます。

また、会計・決済業務はお金のやり取りを行うため、スタッフにとって負担の大きい業務でした。セルフレジの導入により、金銭の計算や釣銭の受け渡しが自動化されることで人的ミスもなくなるため、スタッフの負担も低減できるでしょう。

セルフレジの種類

セルフレジには、大きく「フルセルフレジ」、「セミセルフレジ」、「レジレス」の3種類があります。

  • フルセルフレジ

フルセルフレジとは、顧客自身が会計・決済のすべての工程を行うセルフレジです。コンビニや100円ショップ、アパレル店などの小売店や飲食店で多く導入されています。

  • セミセルフレジ

セミセルフレジとは、バーコードの読み取りをスタッフが行い、決済作業は顧客が行うセルフレジです。スーパーやコンビニなどの小売店やクリニック・薬局などで多く導入されています。

  • レジレス

レジレスとは、いわゆる無人店舗を実現するためのシステムです。入店の際に認証し、退店時にカメラで商品を認識して自動決済します。日本ではあまり普及しておらず、海外で多く導入されています。

それぞれのセルフレジの導入メリットは、以下の記事をご覧ください。
関連記事:セルフレジの種類は何がある?使い方やメリットを徹底解説

セルフレジの仕組み

顧客自身が会計・決済を行えるように、セルフレジ端末にはさまざまな周辺機器や基本機能が搭載されています。ここでは、セルフレジの周辺機器や基本機能について解説します。

セルフレジの基本的な周辺機器

セルフレジには、以下の周辺機器がセットになっていることが一般的です。

  • セルフレジ端末(タッチパネル画面):会計業務のメイン操作を行う機器
  • 自動釣銭機:釣銭を自動で排出できる機器
  • レシートプリンター:レシートを印刷する機器
  • バーコードリーダー:バーコードを読み取り、商品情報を取得する機器
  • キャッシュレス決済端末:QRコード決済や電子マネー決済を行うための機器

導入前に、検討しているセルフレジにはどのような周辺機器がセットになっているのか確認しておきましょう。

セルフレジの基本機能

セルフレジには以下の基本機能が付いているので、顧客自身が会計・決済を行えます。

  • バーコードの読み取り
  • 数量の変更
  • 決済方法の選択
  • 釣銭計算
  • レシート・領収書発行

はじめてセルフレジを使用する消費者であっても、セルフレジ端末のタッチパネル画面の指示に従うことで、各機能を簡単に利用できます。

【コンビニ・スーパー】セルフレジの使い方

ここではコンビニやスーパーなどの小売店における、一般的なフルセルフレジの使い方を紹介します。

  1. 商品の入ったカゴを、指定位置に置く
  2. 画面に表示される「お会計をはじめる」などの文言をタッチする
  3. 会員証がある店舗の場合、「会員証はお持ちですか?」などの文言に「はい」「いいえ」をタッチして回答する
  4. 2で会員証をもっている場合、QRコードか会員カードを付属のスキャナーで読み取る
  5. 商品のバーコードを、バーコードリーダーで読み取る
  6. 商品名や商品数、価格が画面に表示される
  7. 画面に表示される「現金」「クレジットカード」などから決済方法を選択して、タッチする
  8. 画面の指示に従って、支払いを済ませる
  9. 釣銭やレシートを受け取る

セミセルフレジの場合は、レジ担当スタッフが6の工程まで行うことが多い傾向があります。
機器に不具合が発生した場合や、不明点がある場合には従業員に相談する必要があり、店舗側も不具合発生時の対応はマニュアル化しておく必要があるでしょう。

なお、セミセルフレジの場合には、一台につき一人の担当スタッフがつくことが一般的です。

【飲食店】セルフレジの使い方

セルフレジは小売店に多いイメージがあるかもしれませんが、最近では「テーブルーダーシステム+セルフレジ」を導入する飲食店も増えています。テーブルオーダーシステムとは、タブレットやスマートフォンを使って注文できるシステムのことです。

ここでは飲食店におけるセルフレジの使い方を入店~退店までの流れとともに紹介します。

  1. 入店
  2. タブレットやスマートウォンから、お客様自身でオーダーする
  3. 調理後、メニューが配膳される
  4. 食事
  5. 食後に、会計情報が記載された伝票を受け取る
  6. 伝票をセルフレジにかざして、会計情報をセルフレジに読み込ませる
  7. 食べたメニュー名や数量、価格が画面に表示される
  8. 画面に表示される「現金」「クレジットカード」などから決済方法を選択して、タッチする
  9. 画面の指示に従って、支払いを済ませる
  10. 釣銭やレシートを受け取る
  11. 退店

テーブルーダーシステムとセルフレジが連携されていれば、伝票にあるQRコードを読み取らせれば、注文情報をセルフレジ上に反映させられます。

そのため、小売店でセルフレジを使用するよりも、お客様自身が行う工程は少なくなります。

テーブルオーダーシステムの詳細は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:テーブルオーダーシステムとは?メリットや価格、選び方を解説

セルフレジの使い方に関するQ&A

セルフレジの使い方に関するよくある質問をまとめました。

Q:セルフレジを利用できない商品やサービスはありますか?

A:一般的には、医薬品や切手・はがき、ゆうパック、レターパックなどが該当します。ただし、店舗により異なるため、問い合わせてみることがおすすめです。

Q:操作ミスをしてしまったときの対処法はありますか?

A:(ユーザー向け)近くにいるスタッフに相談してください。近くにスタッフがいない場合には、画面にある「呼び出し」ボタンをタッチすることで、スタッフに連絡できます。

(店舗向け)操作ミスが発生した場合の対応を事前に決めておき、スムーズな買い物をサポ―トできるよう準備しておくのがおすすめです。

Q:有料のレジ袋を購入したいときは、どうすれば良いですか?

A:購入前に、レジ袋を購入するかどうかについて画面上で選択できます。必要な場合は「はい」をタッチすることで、会計画面にレジ袋の代金が追加されます。

Q:ポイントを支払いに利用したいときは、どうすれば良いですか?

A:一般的にはポイントでの支払いが可能な場合、「ポイントを利用しますか?」などの文言で選択画面が表示されます。「はい」を選ぶと、ポイントを利用できます。

直感的な操作感を実現したセルフレジの導入を

この記事では、小売店・飲食店におけるセルフレジの使い方を解説しました。

セルフレジの使い方は、種類や利用シーンによって異なります。セルフレジを使用していて不明点がある場合には店員に確認すると良いでしょう。一方、セルフレジを導入する店舗側は、顧客自身が会計・決済業務を行えるようにサポート体制を構築することが大切です。はじめてセルフレジを使用する顧客でも、直感的に操作できる機器を導入しましょう。

  • はじめてのセルフレジ導入を考えている
  • サポート体制が充実したセルフレジを利用したい
  • 直感的な操作が可能なセルフレジを導入したい

上記に一つでも当てはまる場合には、下記のページをご参考ください。

http://test.cashier-pos.com/pos/hardware/

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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