セルフレジのメリット・デメリットとは?メリットを最大化するポイントを解説 POSの基礎知識

セルフレジのメリット・デメリットとは?メリットを最大化するポイントを解説

セルフレジは、日本はもちろん世界でもさまざまな業界で導入が進んでいます。セルフレジとは、お客さまに会計業務のすべてや一部を自身で行ってもらうタイプのレジのことです。

 

多くのお店で利用されているセルフレジですが、どのような理由から導入が進められているのでしょうか。

 

この記事では、セルフレジの導入メリットを店舗・顧客それぞれの視点でお伝えします。また、導入のデメリットや実際の導入事例、機器選びのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次
1 セルフレジを導入するメリット【店舗・従業員編】 1.1 人手不足解消に貢献する 1.2 業務効率化につながる 1.3 ヒューマンエラーを防止できる 1.4 人件費削減が期待できる 1.5 回転率が向上する2 セルフレジのメリット【顧客編】 2.1 レジ待ち時間を短縮できる 2.2 衛生的に買い物できる 2.3 キャッシュレス決済で支払える 2.4 どの店舗でも同様の手順で利用できる3 セルフレジを導入するデメリット 3.1 導入コストがかかる 3.2 顧客対応が必要になる 3.3 未払いや万引きなどのリスクがある4 失敗しないセルフレジの選び方 4.1 自店舗に適した種類のセルフレジを選ぶ 4.2 使いやすい機種を選ぶ 4.3 コストパフォーマンスに優れた機器を選ぶ 4.4 メンテナンス・保守体制が充実した提供メーカーを選ぶ5 セルフレジ導入の注意点 5.1 設置スペースに余裕をもたせる 5.2 導入直後は、お客様のサポート体制を整える 5.3 マニュアルを作成し、従業員を教育する6 セルフレジの導入事例 6.1 コンビニ 6.2 イオン 6.3 TSUTAYA 6.4 ユニクロ7 まとめ

セルフレジを導入するメリット【店舗・従業員編】

セルフレジの店舗側メリットセルフレジの設置は店舗にも利点があります。こちらでは、セルフレジの導入メリットを店舗側視点でお伝えします。

人手不足解消に貢献する

少子高齢化に伴い、人手不足に悩む企業が増えています。特に、サービス業においてはその問題は深刻化しており、対策は欠かせません。 そうした中、セルフレジを導入することで業務効率化やレジスタッフの人数を軽減できるため、人手不足解消に貢献できるのです。   

以下の記事では人手不足解消についてセルフレジの活用法を紹介しているので、ぜひご覧ください。
関連記事:セルフレジは人手不足解消になる?導入の課題と失敗しないためのポイントを解説

業務効率化につながる

セルフレジの導入によってレジ操作の全部または一部を買い物客に任せられるため、業務効率の改善につながります。 店舗スタッフは少ない労力でレジを回せるようになることで、余裕を持って仕事に取り組めるでしょう。

ヒューマンエラーを防止できる

セルフレジを導入すると、店員はお金を計算する必要がなくなるため、会計ミスを削減できます。レジ締めの際に売上金額とレジ内の金額が一致しないトラブルも防止でき、売上管理の最適化につながるでしょう。

人件費削減が期待できる

セルフレジを設置して業務効率を向上することで、少ない人手でレジを回せるようになり、人件費の削減につながります。浮いた人件費で新たな施策を打ち出したり、商品価格に反映させたりすれば、顧客満足度のアップも見込めるでしょう。

回転率が向上する

セルフレジを設置して業務効率を向上することで、少ない人手でレジを回せるようになり、人件費の削減につながります。浮いた人件費で新たな施策を打ち出したり、商品価格に反映させたりすれば、顧客満足度のアップも見込めるでしょう。

セルフレジのメリット【顧客編】

セルフレジの顧客側メリット セルフレジの導入で利益を受けられるのは、店舗だけではありません。ここでは、顧客に与えるセルフレジ導入のメリットを解説します。

レジ待ち時間を短縮できる

セルフレジの設置によってレジの回転率が上がれば、顧客のレジ待ち時間を短縮できます。レジ前の行列が解消され、スムーズに買い物を終えられるのがメリットです。スーパーが数多く立ち並ぶ激戦区では、顧客がレジ前の行列を見て別のスーパーへ移動する心配がなくなります。

衛生的に買い物できる

セルフレジでは顧客と店員との接触を減らせるため、有人レジと比較して衛生的に買い物ができます。お金の受け渡しに店員を介する必要もありません。コロナ禍の影響で衛生面に配慮した接客を好む方が増えた現代に適した設備といえるでしょう。

キャッシュレス決済で支払える

セルフレジの導入店舗では、利用客が好きな方法で決済ができ、利便性が向上します。クレジットカードはもちろん、QRコードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応したセルフレジも多いため、設置するだけで多様化する決済方法に対応できます。

どの店舗でも同様の手順で利用できる

セルフレジの使い方は、端末ごとにそれほど大きな違いはありません。そのため、セルフレジを導入することで他の店舗と同様の手順でレジを利用してもらえるのもメリットです。セルフレジの普及が進んでいる現代特有のメリットといえるでしょう。

セルフレジの導入によって顧客に上記のようなメリットを実感してもらうことが可能です。

セルフレジを導入するデメリット

ここではセルフレジを導入するデメリットを解説します。

導入コストがかかる

セルフレジを購入するには、一台あたり100万円~300万円の金額がかかります。レンタルすることで初期費用を抑えられますが、その場合には月額料金が必要となるのです。

そのため、セルフレジを導入するには導入にかかる資金だけでなく、その後の経営における予算をしっかりと確保しましょう。予算について不安がある場合、メーカーに相談して見積もりを取ることがおすすめです。

セルフレジの価格の詳細は、以下の記事をご覧ください。
 関連記事:セルフレジの価格はどれくらい?コストを抑える方法についても解説

顧客対応が必要になる

セルフレジはお客さまに会計業務を依頼するため、お客さまが機器の使用に慣れてもらうまでの間、顧客対応が必要になることもあります。そのため、導入からある程度の期間は、思っていたように人員削減できないことに葛藤があるかもしれません。

特に高齢の方が多い店舗においては丁寧にサポートすることが求められるでしょう。十分にサポートできるよう、研修を実施して従業員を教育することがおすすめです。

未払いや万引きなどのリスクがある

フルセルフレジの場合には、お客さまが自分で商品をスキャンするため、未払いや万引きといったリスクが増える可能性があります。

防犯カメラを増やしたり、見回りのスタッフを配置したりして、リスクを低減することが必要です。

こうしたトラブルへの対応については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:【未払い・万引き対策に】セルフレジ導入によくあるトラブルと対策を解説

失敗しないセルフレジの選び方

セルフレジを選ぶポイントを解説します。

自店舗に適した種類のセルフレジを選ぶ

セルフレジには、以下の3つの種類があります。

フルセルフレジ:お客様が会計業務のすべてを行うタイプのセルフレジ
セミセルフレジ:商品の読み取りをスタッフが、決済をお客様が行うタイプのセルフレジ
レジレス:完全無人店舗の実現に欠かせないタイプのセルフレジで、購入した商品はカメラを通して自動決済される

これらの種類の中から、自店舗の業態や方針に適したセルフレジを選定しましょう。それぞれのセルフレジ特徴は以下の記事をご覧ください。
関連記事:セルフレジの種類は何がある?使い方やメリットを徹底解説

使いやすい機種を選ぶ

実際に使用する従業員やお客様が使いやすい機種を選びましょう。セルフレジ提供メーカーの中には、契約前に実機デモを行っている場合があります。実際にセルフレジを触れる機会で、使いやすさを確認できます。

取扱説明書を見なくてとも、すぐに会計・決済ができるのかどうかを確認することが大切です。はじめて来店されたお客様になったつもりで、操作してみましょう。

コストパフォーマンスに優れた機器を選ぶ

高機能のセルフレジを導入したいと考える企業もありますが、コストパフォーマンスについて検討しましょう。基本的には高性能であればあるほど、高額になります。

「便利そうな機能だから一応つけておこう」と欲張っても、使用しなければ意味がありません。必要な機能を見極め、自社にとってコストパフォーマンスの優れた機器を選びましょう。

メンテナンス・保守体制が充実した提供メーカーを選ぶ

セルフレジに不具合や故障があると、店舗運営を中断せざるを得なくなる可能性があります。そのため、セルフレジを導入する際には不具合や故障への対応が不可欠です。

そこで確認したいのが提供メーカーのメンテナンス・保守体制です。提供メーカーによっては当日中に代替機を発送してくれるところもあります。多くの企業にセルフレジを提供している株式会社ユニエイムの「CASHIER」では、充実のサポート体制を整えています。「CASHIER」のセルフレジのサポート体制は、ホームページから確認いただけます。

セルフレジ導入の注意点

セルフレジ導入の注意点を解説します。

設置スペースに余裕をもたせる

セルフレジは、従来のレジスターと比較して大型であることがほとんどです。そのため、設置スペースが十分にあるかどうかを確認しましょう。

設置できたとしても、お客様が作業できるスペースを確保できないとストレスにつながる可能性があります。特に、一度に多くの商品を購入することがある小売店では、荷物を置ける台を用意した方が良いでしょう。

導入直後は、お客様のサポート体制を整える

導入直後は、お客様のサポート体制を整える必要があります。人材不足解消のために導入を検討している企業も、導入直後は人員を多めに配置することがおすすめです。

特に中高年のお客様が多い場合には、機械の取り扱いに苦戦するかもしれません。ストレスを感じないように、マンツーマンでサポートできる体制を検討しましょう。

マニュアルを作成し、従業員を教育する

セルフレジを導入すると、これまでと接客プロセスが大きく変わります。そのため、従業員がスムーズに働けるように事前にマニュアルを作成し、従業員を教育しましょう。

また、お客様からサポートを求められた際には、すぐに対応しなければなりません。取り扱い方法をわかりやすく説明できるように、実際の流れをシミュレーションすることも大切です。

セルフレジ導入時に注意すべき対応の詳細は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:【完全版】セルフレジとは?種類や価格相場、導入事例を解説
関連記事:店舗にセルフレジを導入する理由とは?身近な導入事例も解説

セルフレジの導入事例

セルフレジの導入は、実際の店舗にどのような影響をもたらしているのでしょうか。こちらでは、セルフレジの導入店舗の具体例と設置による効果を解説します。

コンビニ

コンビニ業界でもセルフレジの導入が進んでいます。例えば、コンビニ大手のローソンでは、一部の店舗で非対面レジが採用されています。完全な無人レジタイプで、「お支払い方法の選択」「商品スキャン」「ポイントを貯める」「お支払い」の手順で利用可能です。その他のコンビニでもさまざまなタイプのセルフレジが設置されており、行列の解消や業務効率化に貢献しています。

小売店の導入事例は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:店舗にセルフレジを導入する理由とは?身近な導入事例も解説

イオン

大手スーパーのイオンやマックスバリュでは、レジの混雑解消を目的としてセルフレジが導入されています。手元のスマートフォンで商品のバーコードをスキャンできるアプリも開発されており、誰でも手軽に利用できるのが特徴です。また、店舗によっては対面レジと併設されているケースもあり、高齢者などセルフレジに慣れていない方でも安心です。

スーパーに導入するメリットや他の導入事例は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:セルフレジをスーパーに設置するメリットや注意点とは?使い方・仕組みについても解説

TSUTAYA

書籍やDVDなどのレンタル・販売事業を行うTSUTAYAでは、「スタッフが対応するレジがいつも混んでいる」との声を受け、セルフレジを設置しました。ポイントカードの読み取りも問題なく行えるタイプで、スタッフと接することなくレンタルや購入が可能です。

ユニクロ

大手ファッションブランドのユニクロには、フルセルフレジが設置されています。各商品にRFIDが取り付けられており、商品かごを指定された場所に置くだけで点数と金額を読み取れるのが特徴です。会計をスムーズに終えられるため、レジの混雑解消に役立っています。

まとめ

セルフレジは店舗側と利用するお客様の双方にメリットがあります。特に、商品点数の多いスーパーでは、業務が煩雑化しているケースも多く、セルフレジの導入で一部の作業を自動化・効率化するのがおすすめです。取り扱う商品の種類や客層を考慮し、最適なセルフレジを導入しましょう。 セルフレジ自体についてはこちらの記事でも解説しています。 参考記事:セルフレジとは?概要からメリット・デメリットを分かりやすく解説

 

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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