券売機を導入する際に、最も大切な検討要素の一つが運用中のメンテンス・保守に関するサポート体制です。券売機は会計・決済機能を請け負う機器であるため、故障や不具合に見舞われると店舗運営が立ち行かなくなる可能性があります。
そうしたリスクを減らすために、券売機を導入する際は各提供メーカーのサポート体制を確認するとともに、導入後は日々の運用マニュアルを整備しておくことが欠かせません。
この記事では、券売機のメンテナンス・保守の種類や一般的な内容、故障・不具合があった場合の対処法を解説します。
券売機のメンテナンス・保守には以下の3つがあります。
l ソフトウェア:OSやアプリの再インストール、データ復旧
l ハードウェア:ハードウェア故障の修理対応
l サポート:設定サポート、電話・メールサポート
従来のシンプルなボタン式券売機であれば、ハードウェアやサポートのメンテナンス・保守がメインとなります。一方でPOSシステムと一体化しているセルフレジ券売機の場合には、ソフトウェアのメンテナンス・保守も非常に重要です。
注文から会計・決済までを担っている券売機が故障・トラブルなどで使用できなくなると、店舗運営に多大な影響を与えます。そのため、メンテナンス・保守内容をしっかり確認しましょう。
券売機のメンテナンス・保守の依頼先は、基本的には契約した券売機提供メーカーです。
ただし、メーカーによってメンテナンス・保守の内容は異なるため、契約前に内容を確認しましょう。また、無料・有料の範囲もメーカーによって異なります。運用時のリスクを軽減するためにも、細部まで理解しておきましょう。
券売機メーカーの基本的なメンテナンス・保守内容を紹介します。
基本的なメンテナンス・保守サービスの一つに、電話・メールでのサポートが挙げられます。緊急性が高い内容の相談や指示を受けながら設定したい際には、電話でサポートしてもらうとスムーズに進むでしょう。電話受付が可能な曜日・時間帯は確認し、自社のマニュアルにも記載しておことがおすすめです。
一方、メールでのサポートは、緊急度がそこまで高くない場合の相談や文章として残しておきたい場合の相談に向いています。また、電話受付が終了している場合にも、内容をメールしておくことで電話受付開始時にすぐに相談に移れるため便利です。
オンサイト保守とは、メーカーの担当者が直接店舗に出向いて対応してくれるサービスのことです。
券売機が故障した際に郵送するのには、時間も手間もかかります。そのため、オンサイト保守があるかないか、またどのような対応が可能なのかについては確認しておきたいところです。
券売機を導入する際は、メンテナンス・保守体制が整っているメーカーを選ぶのがポイントです。そこで、ここではタッチパネル式券売機をラインナップしている「CASHIER POS」のメンテナンス・保守サービス内容を紹介します。
「CASHIER POS」では専用のコールセンターを用意し、お客様からのご相談に備えています。平日10時~21時まで電話・メールサポートを受けています。
長時間対応しているため、不具合や操作方法の不明点などがあった場合にもすぐに相談できる体制が整っています。
15時までにお問い合わせいただければ、当日中にセットアップ済みの代替機器を発送するプランを用意しています。詳しくは一度ご相談ください。
突然故障してしまった場合にも、次営業日には通常通りの営業が可能です。スピーディーな対応により、お客様にかかるご迷惑や自社の売上低下を極力減らせるでしょう。
オンサイト保守は、全国のどこでも対応しています。ただし地域により対応方法は異なるため、まずはお問合せください。
券売機の不具合やトラブルがあると、お客様だけでなく従業員も不安になり、ミスが増えてしまう可能性があります。そのため、現地にスタッフが出向くことで、安心できるサポート体制を整えています。
「CASHIER POS」が提供するタッチパネル式券売機は、POSシステムと一体化しているセルフレジ券売機です。データのバックアップも非常に重要であるため、専用サーバーを用意し、サーバーやハードウェアに店舗情報のバックアップを保存しています。そのため、万が一故障によりデータが損失した場合にも、データ復旧を正確に実施可能です。
ご紹介したようにCASHIER POSでは、導入時から運用後まで、長くご利用いただける充実のメンテナンス・保守体制を築いています。CASHIER POSの安心のサポート体制の詳細はホームページをご覧ください。
定期的なメンテナンス・保守を実施していても、故障・不具合が発生する可能性はあります。そこで、ここでは、券売機の故障・不具合のときに行うべき対応について解説します。
まず、券売機が利用できなくなった際のお客様へのサポート体制を整えることが重要です。券売機がないことで店舗運営を中断しなければならないと、お客様の信頼を損ねてしまうかもしれません。
事前に券売機が利用できない場合の対応についてマニュアルを定めておきましょう。また、定期的に従業員に周知・教育しておくことで、よりスムーズな対応が可能になります。例えば、釣銭の予備やキャッシュドロア、電卓などの機器があれば従業員が手動で会計業務を行うことで、運営を継続できるでしょう。
券売機の故障・不具合があった場合に、よくわからないままに機器を触ってしまうと状況が悪化する可能性があります。そのため、わからない点があればムリに操作しようとせず、メーカーのコールセンターに電話して指示を受けるようにしましょう。
その際に、「反応しない」「電源が入らない」など券売機の状況を整理してから電話することで、担当者にスムーズに現状を伝えられるでしょう。
さまざまな業種問わず多くの店舗に券売機を提供している株式会社ユニエイムでは、スマートな見た目で使いやすさにこだわったタッチパネル券売機をご用意しています。POSレジの開発を15年続けてきた実績とノウハウがあるため、券売機のメンテナンス・保守の重要性を熟知しているのも特徴です。
また、株式会社ユニエイムが提供する券売機ははじめて利用するお客様も簡単に操作できる21インチタッチパネルを搭載しており、キャッシュレス決済にも対応しています。
月額料金は、以下の通りです。
l キャッシュレス専用タッチパネル券売機:月額9,400円
l キャッシュレス・現金対応タッチパネル券売機:月額11,400円
券売機を検討されている企業の方は、ホームページをご覧ください。
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券売機はスタッフを配置せずに会計・決済できるだけでなく売上管理も可能な店舗運営に欠かせないツールです。
しかし、券売機も運用を続けるうちに故障・不具合を起こす可能性があります。そのため、故障・不具合の可能性を減らすために定期的なメンテナンス・保守が大切です。
メーカーを選ぶ際には、券売機の機能や価格だけでなく、サポート体制についてしっかりと確認しましょう。
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